こんにちは、ゆりかです。
今回はリアルタイムで個人的なお話し。
以前に、私の結婚式に関して記事を書きました。
この記事では、その後のお話をしたいと思います。
コロナの影響で結婚式を再延期しました
タイトル通りですが、このたび結婚式を再延期しました。
この記事を書いている今日は5月10日ですが、結婚式は15日に行う予定でした、、
本当だったら、今日はエステに行って最後のシェービングを行い、明後日ウェルカムスペースに使用する物品の搬入をして、ネイルに行って、まつげを付けて、、
そんな予定が挙式1週間前に全部無くなりました。
コロナ禍で結婚式を開催しようと思った経緯
結婚式を決めたのは、2020年の3月でした。
なんか中国で病気が流行ってるな〜って頃。
もともとの結婚式は2020年の11月で、そこから1度延期しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
再延期を決定
本当は、もうコロナ禍でも結婚式を開催しようと思っていたんです。
しかし、3度目の緊急事態宣言発令、、
初めて結婚式に対しても要請内容が発表され、自体は一変します。
結婚式に対する要請内容や式場の対応は、次の項で説明しますね。
要請内容を受けて、夫婦で散々悩んだ結果、
結婚式1週間前に再延期を決定しました。
【緊急事態宣言の要請内容】結婚式に関して
今回発令された、緊急事態宣言には初めて「結婚式に関する要請・協力依頼」も含まれていました。
その内容と式場の対応を載せておきます。
要請・協力依頼内容
こちらでは、東京都に出された要請と協力依頼を例に挙げています。
要請内容- 酒類の提供を停止
- カラオケ設備の提供を停止
- 午後8時まで営業時間を短縮
- 開催時間は最大で1時間半
- 収容人数50人、または施設の定員の50%
要請内容に関するニュース番組はこちら。
式場の対応
私の式場では、
・要請内容は全て実施
・「参列ゲストを収容率の50%にする」
・余興は全てマスク着用での実施を認める
という対応でした。
ちなみに酒類に関しては、料金は変わらず!15種類のソフトドリンクやノンアルコールカクテルを用意してくださるとのこと。
余興に関しては、ダンスやスピーチ等を予定していて、ゲストの顔が見えるようにマウスシールドを用意していましたが、必ずマスクを着用するように言われました。
延期にかかった費用
次に、延期を検討する新郎新婦の悩みのタネ。
延期にかかった費用についてです。
- 引き出物・プチギフト人数分
- 招待状・席次表・席札等
- その他購入品
- 約款に基づいた延期の費用
- 前金
- 結婚式に関する保険料
負担額から、1つずつ説明します。
引き出物・プチギフト人数分
私達は、引き出物として「カタログギフト・お菓子・お出汁」を世帯分、プチギフトとして小分けのお菓子を人数分発注していました。
カタログギフトに関しては、賞味期限等がないためコロナの特別対応として直前にキャンセルできましたが、
その他に関しては、全て現物買取という対応でした。
なので、数日後にバームクーヘンが40こほど届きます。。うぅ
招待状・席次表・席札等
私達は、招待状・席次表・席札は、持ち込みにしていました。
招待状はもちろん郵送済み、席次表等は今朝届きました。
もろもろで5〜6万ほど。
その他購入品
実はこれが一番高額だったり。
式場以外で購入したものとしては、招待状などの他に、
・ウェルカムスペースに使用するキャンドル40こ
・フラワーボックスの結婚証明証
・ドレスに合わせたアクセサリー類
・余興や受付を担当してくれるゲストへのプレゼント大量
などなど。
総額は考えたくありません。(笑)
次に免除額について
約款に基づいた延期の費用
約款に基づいた費用というのは、式場によって異なるので、【契約書の約款】をご確認ください。
本来挙式1週間前の延期となれば、3桁の膨大な延期料がかかるはずでしたが、緊急事態宣言発令中の延期であれば、無料にしてくれました。
前金と結婚式に関する保険料について
私達は結婚式の前金として20万円、当日の保険料(衣装、物品の破損や災害など)10万円を支払っていました。
こちらも、約款上では延期後の結婚式で改めて支払う必要がありますが、コロナの特別措置として延期後に持ち越せることになりました。
結婚式延期を決めた最大の理由
さて。
何十万という無駄なお金を支払ってまで、なぜ今回延期を決めたか。
緊急事態宣言発令中でも、様々なリスクを負って開催することはできます!
こちらでは、私達が
【結婚式延期を決めた最大の理由】
を書いておきます。
私達も、さっと延期に踏み切れたかというとそうではなく、本当に悩みました。
最初は、結婚式を開催する地域で緊急事態宣言が発令されなければ、開催しようと考えていましたし、結婚式当日が迫ってくると、「ここまで来たら宣言が発令されてもやってしまおうか?」とも考えました。
しかし、結局開催に踏み切らなかった最大の理由は、
参加してもらうゲストに、最大限楽しんでもらえないかもしれない
と思ったからです。
もちろん、結婚式を開催するにあたり、
・もしもクラスターになったらどうしよう
・ゲストに心配をかけながら参加をしてもらって良いのだろうか
・コロナが落ち着いてから、結婚式をしたほうが良いのではないか
など、様々な悩みがありました。
でも結局、最終的には「来れるゲストのみで挙式をしよう!」
そして、「来てくれるゲストには最大限のおもてなしをして、楽しんでもらおう!」
そう意気込んで、ゲストには1人1人「遠慮なく、欠席の連絡をしてほしい」など
無理をして出席をしなくて良い旨、しっかりと説明をしていました。
しかし、3度目の緊急事態宣言の要請内容を見て、びっくり。
胸を張って、「ゆっくり楽しんでください!!」なんてとても言えないな、と思う内容ばかりでした。
要請内容を見てからは、結構すんなり
「延期にしようか。」
という結論がでました。
延期・キャンセルを決める上で大切なこと
私達も結論を出すまでに、ハゲるかと思うほど沢山悩みました。ハゲてはないけど。
こちらでは、結婚式の延期やキャンセルを決める上で大切だと感じたポイントをまとめておきます!
家族間での話し合い
夫婦間、両親、義両親との話し合いは一番大切です!
特に夫婦間では、
・何のための結婚式なのか
・どんな結婚式にしたいか
・ゲストの人数
・延期にする場合の時期
これらに関して、意見をぶつけ合い、認識をしっかりとすり合わせておくことで、お互いが後悔しない選択ができました。
そして、両親と義両親の意向も確認しておく必要があります。
あくまで、夫婦が納得する形で決めるのが一番だとは思いますが、結婚式は家族を巻き込んでのイベントです。
賛成・反対を抜きにして、両親と義両親には、夫婦で話し合った内容をきちんと伝えることが大切です。
式場の対応を確認する
家族間での認識を一致させるのと同時に、式場の対応も確認しておく必要があります。
コロナ関連の延期・キャンセル対応は、前代未聞のため、約款外での対応になることがほとんどでした!
私達が主に確認したのはこの5つです。
- 具体的なコロナ対策
ーパーテーションの有無、テーブルの人数や間隔など - 式の直前に、親族でコロナ感染者が出た場合どうなるのか
ーキャンセルにかかる費用や延期ができるかなど - 緊急事態宣言の要請内容・協力依頼を受けた式場の実施内容
ー酒類や収容人数など、上記の内容 - 延期・キャンセルにかかる費用
ー前金、保険料は次の式に持ち越せるのかなど - 延期・キャンセルに伴う約款以外の対応があるのか
ー無期限の延期はできるのか、再度の延期はできるのか、今後のプラン変更はできるのか
ゲストへの連絡
これも本当に大切ですね。
上記でも少し触れましたが、私達は参加予定のゲストに以下を説明しました。
・家族の意向や自身の安全を最優先して出席を決めてほしい旨
・結婚式を開催する地域で緊急事態宣言が発令されたら延期をする旨
・式場のコロナ対応
ゲストの不安を少しでも軽減させ、直前でも欠席の連絡をしやすい工夫をしました。
結婚式延期を経て感じるリアルな気持ち
こちらでは、結婚式の1週間前に延期を決めた、今の気持ちを正直に書きます。
虚無感がすごい(笑)
ゲストへの連絡から披露宴中の曲の選定、DVDの作成、衣装選びなど、結婚式の準備って本当に大変で、、、
それでも、ゲストが楽しめることを一番に考えて、夫婦で喧嘩しながら準備をすすめてきました。
全部の準備が終わって、「不安もあるけど、あとは当日楽しむだけ!みんなに会えるの楽しみだなぁ」となってから、全てがおじゃんになるという。。
自分の努力ではどうにもならない理不尽な何かによって奪われた。
これがぱっと気持ちを切り替えられない一番の原因だと分析しています。
不安だってあります。コロナのことを考えずに結婚式ができる日なんてくるのかな。私ももうすぐ30代。妊活のタイミングだって迷う。。
ネガティブな発言が多くなってしまいましたが、悪いことばかりではありませんでした。
それは
・夫婦の絆が深まった
・人のあたたかさ・優しさに触れた
これにつきます。
この1年間、夫婦で何度も話し合いを重ね、1つの物を一緒に作る・1つの結論にたどり着く作業をPDCAを回しながら行ってきました。一緒にいた10年間のうち、一番沢山喧嘩をした1年でしたが、その分今まで以上に絆が深まりました♥
そして、両親やゲストのあたたかさに何度も救われました。
今回親族を含め、参加予定のゲストには本当に沢山の迷惑をかけてしまいました。
コロナ禍で結婚式に参加をすると言うことで、家族や会社から色々と言われた方もいただろうし、プライベートを削って余興の準備をしてくれた方もいると思います。
でも、ゲストからは、「どんな形になっても絶対参加するよ!」とか「沢山悩んで辛かったね」など、沢山の優しい言葉をいただきました。
両親はいつも私達の背中を押してくれて、下した判断に反対することなく、一緒に一番良い方法を考えてくれました。
結婚式を開催できなかった悲しさはありますが、この1年間で一番心に残ったのは、周りの方の優しさでした。
私も皆みたいに、人の気持ちを想像して、優しい言葉をかけられる人になりたいな。大切な家族や友人に何かあったときは、絶対に味方でいよう。
こんな素敵な人に囲まれている私達は、今結婚式ができなくても幸せには変わりない。
そう思いました。
結婚式の今後のこと・最後に
私達は、次の結婚式の日程は決めていません。
無期限の延期
を選びました。
さすがに、次も緊急事態宣言が出て延期、とかコロナのせいで参加できないゲストがいる、ということは避けたいので、今後のコロナの状況を見て、今ならできる!と思うタイミングで実施することにしました。
何ヶ月後、何年後になるかは分かりませんが、結婚式は絶対に挙げたいと思っています。
このような、今までは考えられなかった対応をしてくださった式場にもとても感謝しています。
またいつか、心置きなく結婚式を挙げられる日常が戻ってきますように。