こんにちは、ゆりかです。
今回はちょっと個人的なお話しをしようと思います。
私事ですが、2021年の5月に結婚式を挙げることにしました。
コロナ禍でこの決断をした時、毎日ネットで同じ境遇の人を探しては元気や勇気を貰っていたので、わたしもその1人になれたら、と思って書いています。
入籍から式場決定まで
わたしは、2020年の1月に入籍をしました。
その頃は、何か新しい病気が遠い国で流行ってるんだな、へぇ〜、くらいに思っていたので、同じ年の11月に挙式をすることに決めました。
お互いの実家の近く、東海地方にあるゲストハウスです。
まさか後々こんなことになるなんて、思いもしませんでした。
延期の決断
最初に延期を決断したのは、東京に緊急事態宣言が出た4月のことでした。
「11月ならできるんじゃない?」と言われたこともありましたが、万全を期して2021年の5月に延期することに◎
さすがに来年には落ち着いているだろう、と思っていたのでこの時はそんなに落ち込みませんでした。
会場には前金として20万円払っていましたが、1年以内の延期ならそのまま前金として使えるということで、据え置きになったことも有り難かった。
20万円は諦めないといけないかな、と
思っていたので本当に良かった、、
式場に確認したこと
挙式が延期になったことで、会場には何点か確認しなければいけないことがありました。
- 費用の変動(プランの変更)はあるのか
- これ以上の延期、キャンセルはできるのか
- 挙式日に緊急事態宣言が出たらどうなるのか
1つずつ解説します!
費用の変動(プランの変更)はあるのか
最初に決めた11月の挙式当日は、「仏滅」でした。
お日柄が良くない日程は、式場も空いているので、60名以上の参列者を呼ぶことを条件に、料金の割引がありました。
延期後の5月は「大安」だったので、仏滅の割引がなくなるかもしれない、またコロナによって参列者も減るのではないか、という懸念があったので式場に費用の確認をしました。
割引がなくなるのは覚悟していたのですが、コロナの特別措置ということで、プランや料金はそのままで大丈夫になりました◎もしも参列者が60人以下になっても、割引は適応されるそう。
うぅ、有り難い。。
これ以上の延期、キャンセルはできるのか
基本的に、わたしが契約をした式場の延期は1度のみ可能でした。
しかし、そこもコロナだから、ということで、再度の延期も可能でした。うわん。
前金の20万円に関しては、有効期限は1年。延期がそれ以上になればもう一度払う必要がありました。
キャンセルも可能◎
費用に関しては、挙式日から半年を切ると少しずつキャンセル料が発生するしくみです。
挙式日に緊急事態宣言が出たらどうなるのか
地方での挙式ですが、東京からも何人か友達を呼んでいました。
もしも都内でまた、緊急事態宣言が出たら、、
挙式会場の地区でも同じことが起こったら、、
その場合は、個人の判断で開催するもよし◎中止にするも良し◎
しかし、お料理代や引き出物など、発注しているものに関しては全てお支払い、ということでした。
結婚式を中止(無期限の延期)にしたくなかった理由
結婚式はしたいけれど、もしものことがあったらどうしよう。
来てくれるみんなに嫌な思いをさせることがあったらどうしよう。
結婚式をして後悔しない…?
そんなことをずっと悩み続けるくらいなら、もう挙式を一旦キャンセルしてしまおうか。
今は出来なくても、コロナが落ち着いた将来、安心して挙式をしよう。
そう思ったこともありました。
でも、コロナが落ち着く日なんて来るんだろうか。子供ができて忙しくなって、まだコロナが落ち着いていなかったら、結婚式は無理だねってならない…?
もうここからの2ヶ月は、毎日旦那さんと相談して悩んでの繰り返し。毎日挙式のことを考えて話し合って、
「よし!挙式は中止(無期限の延期)にしよう!」と決まっても、翌朝にはやっぱりやろう!など、堂々巡りをしていました(笑)
挙式をやるかやらないか、正解がないからこそ難しい。
周りの友達にも、挙式を無期限の延期にしている夫婦は何組かいました。
わたし達も何度か中止を検討しました。でも結局踏み切れなかった。それはこんな理由からでした。
- 年齢の問題
- 週末婚の問題
- 先のことなんて分からない
また1つずつ解説します。
年齢の問題
わたしは現在28歳。挙式をする頃には29歳です。
これはあくまでわたしの考えですが、やっぱりなるべく若いうちに可愛いドレスを着たかった。
それに早く式を終わらせて子供も欲しい。
自分だけの年齢ではなく、親や祖母の年齢を考えても元気なうちに晴れ姿を見せたかった。
週末婚の問題
わたし達夫婦は、お互いの仕事の関係で週末だけ一緒に過ごす、いわゆる「週末婚」状態でした。
子供を授かってわたしが休暇に入る頃、旦那さんの仕事場の近くに引っ越そうね、なんて話していました。
それが伸びることが耐えられなかった。。
実はわたし達、9年ほど付き合って結婚したのですが
その間、ほぼ遠距離だったんです。
先のことなんて分からない
「今はできなけれど、いつか必ずやろう」
そんな会話を何回かしました、でもいつかっていつだろう。
本当にワクチンができる日が来るのかな。子供ができたら、地方で式の打ち合わせなんて行けるのかな。
そんな思いがぐるぐるしていて、結局「中止」には踏み切れませんでした。
開催の決断〜決断する時に大切なこと
コロナが収まる気配はないけれど、段々と世の中が動きだしてきた頃。
ついに決断しました。
「万全の対策をして挙式を開催しよう!」
この決断をするのには、本当に長い時間と覚悟が必要でした。
毎日眠れなくなるほど悩んだけれど、今では悩んだ時間は無駄じゃなかったって思えます。
本当に心が折れそうになりますが、決める上で私が大切にしてきたこと、やって良かったなと思ったことをまとめておきます。
- 旦那さんとしっかり話し合う
- 挙式のプラン、規模を見直す
- 両親の意見を聞く
- 更に延期、キャンセルになった時の費用の確認
- 会場のコロナ対策を確認
旦那さんとしっかり話し合う
コロナでなくてもそうですが、特殊な状況下だからこそ、より一層夫婦の考えや価値観をとことん話し合う必要があると思います。
そもそも何のための結婚式なのか。
今、結婚式をしたい理由は何なのか。
わたし達も何度も話し合って、喧嘩になったこともあったけれど、お互い何を大切にしているのか、何故結婚式をするのかを考えた上で決断ができたので、後悔することなく決めることができました。
挙式のプラン、規模を見直す
やると決めたからには、なるべく安全に、みんなに安心して来てほしいですよね。
わたし達も当初は60人以上を予定していましたが、コロナにより、規模の縮小、また家族婚も視野に入れて考えていました。
でも、わたしはどうしても友人を呼びたい…
これは完全にわたしのわがままなのですが。
わたし達は散々話し合った結果、規模を縮小して、開催する。という結論に至りました。
友人の誘い方も、「大切な友達だから誘わせてもらったけど、本当に無理はしないでね」というような、
無理なく来れる人に来てもらえるよう配慮をしよう、ということになりました。
両親の意見を聞く
結婚式は、夫婦2人だけでなく家族間の問題であると思います。
最終的には夫婦で納得のいく答えを出せば良いと思うのですが、わたし達は人生の先輩としてお互いの両親に相談しました。
【費用記載】更に延期、キャンセルになった時の費用の確認する
どうしても考えてしまう費用の問題!
コロナで結婚式をキャンセルするのに、大金を払うのはメンタルやられますよね。
無駄なお金を少しでも減らすために、挙式の何日まえからどのくらいのお金が掛かるのか、しっかりと調べ、その日をタイムリミットにして決断をするのが後悔しないコツです。
ここで、挙式前にキャンセルした場合のキャンセル料を載せておきます。
①申し込み日から、挙式予定日の365日前まで・・・申込金の半額
→わたしの場合10万円
②挙式予定日の364日前から181日前まで・・・申込金の半額及び販売価格
→10万円
③挙式予定日の180日前から151日前まで・・・申込金の全額、会場使用料の20%及び販売価格
→20万円+5万円=25万円
④挙式予定日の150日前から121日前まで・・・申込金の全額、会場使用料の20%、基本料金の5%に招待予定人数を乗じた金額及び販売価格
→20万円+5万円+3万ほど=28万円
ここでいう販売価格とは、招待状や引き出物など、この時点で発注しているもののことを言います。
上の表を見ると、意外と安い?と思うかもしれませんが、わたしの場合まだ何も発注していないのでこのお値段なだけで、これに販売価格が上乗せされると…
恐ろしいですね。
キャンセル、延期を検討されている方はは、いつからいくらお金が掛かるのかを式場に確認しておきましょう!
もしもキャンセル等をする場合は、式に必要なものを発注する前に決断することをおすすめします。
式場のコロナ対策を確認する
挙式をするにあたって、式場のコロナ対策を調べておくことも大切です!
披露宴会場のテーブルに座る人数や飛沫防止のパネルの設置、換気の状態など、もしものことがない為に!
納得いくまで聞くのが良いです◎
最後に
コロナの中でも結婚式をする!と決断をしたものの、もちろん不安なことに変わりはありません。
「挙式でクラスターが起こったら…」
「みんなを嫌な気持ちにさせたらどうしよう」
「また緊急事態宣言が出て、直前にキャンセルなんてことになったらどうしよう」
正解がないからこそ難しい決断ですよね。
でも、1回しかない人生なので!
沢山悩んで、何より自分の、そして夫婦の正解を見つけることが一番大切なのではないかと思います。
結婚式を中止にした方も、開催する方も、来年はみんな笑っていますように。
また旅に行けますように。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。